婚活の相手選びの決め手はなに?長い付き合いを決断するため必要なこと

婚活をしているうち、それなりのお相手と出会うことができたけど、本当にこの人でいいかどうかわからない・・・
婚活中のかたが、そんな悩みを持っているケースは多いものです。
人生を賭けた決断だけに、そうそう簡単に決められないのはもっともなこと。
それでも決められずにずるずると引き伸ばすのは、自分にとっても相手にとっても不幸になるルートです。
人生のパートナー選びにつながる決断で何を大切にすべきか、考えていきましょう。
ポイント1 相手の「性格のクセ」が苦にならないか
欠点のない人間なんていないとはよくいわれます。
それは、誰でもどこかにわかりやすい欠点を隠し持っている、という意味ではなく、人間の長所はそのまま短所にもなるため、欠点のない人間はいない、ということでしょう。
情熱的で前向きな人は、同時に押し付けがましく強引な人だったりもします。
冷静で気の利く人は、陰険で信用できない人と思われることも多いでしょう。
長所と短所が表裏一体になった人の性格の特徴を、ここでは「性格のクセ」と呼びます。
婚活で相手を決めるとき、大きな判断基準になるのが「相手の性格のクセを愛せるか、愛せないまでも苦にならないか」ということです。
ある人の性格のクセは、大人になったら基本的にほぼ変化しないからです。
そのクセの中に、その人の生き方自体が詰まっていて、よほど衝撃的なことがないと変わるものではありません。
ですからもし、「この人のこういう強引なところはちょっと」「この裏から手を回すところはなんかイヤ」というようなことがあったとしたら、それはわりと真剣に受け止めるべきです。
「私が言い聞かせてればそのうち直るでしょう」という考えは、ほぼ実現しません。
それを否定し嫌うことは、相手を否定することにつながります。相手にとっても不幸なのです。
逆に、「いろいろあるけど、この人のこういう性格が可愛い」と思えたなら、それは婚活の決断の大きなプラス材料になるでしょう。
ポイント2 気まずい状況で無難に動けるか
楽しいときや、面白いものを見たり聴いたりしたときには、人はみんな上機嫌になり自然に仲良くなります。
ですからデートの時は、なるべく愉快な、楽しい、気持ちいい経験を一緒にしよう、とみんな心がけるわけです。
それが相手との距離を縮める最良の手だからです。
でも人生のパートナーとなれば、愉快なことだけ共有して生きていくのは不可能です。
深刻な不幸が襲いかからなくても、日々の生活のなかで「ちょっと気まずいこと」はたくさん起こります。
それはたとえば、相手が面白いと絶賛した映画がとてもつまらなかったり、期待していったレストランが期待はずれだったり、どちらかがちょっと遅刻したり、待ちぼうけを食わされたり、といった、ささいなことかもしれません。
でもそこで、どちらかが少し不機嫌になったり、どうしていいかわからなくなったり、マイナス方向に感情が揺れます。
大事なのは、そういう状況で、あなたとパートナーがスッと状況を乗り越えられるかです。
一方が不機嫌になったとき、それをそれなりに収めてやり過ごすことができるか。
二人で困ったことになったとき、二人でそれなりに意思疎通して解決のために動くことができるか。
解決法は、カップルによって全く違います。
たとえば、二人とも延々と愚痴を言い合ううちに、なんとなく収まってしまうという人たちもいます。
大ゲンカしてるようでも、当人たちからみればなんてことない、というケースもよくあります。
何も映画に出てくるような爽やかな解決法ではなくていいのです。
ただ、二人ともあまり心に負担をかけない収まり方をすることが大事なのです。
もし、婚活の決め手がないなら、パートナー候補と一緒に、気まずい体験をしてみたらどうでしょう。
そこで、一緒に生きていくうえでの相性のようなものがわかるはずです。
ポイント3 相手から「欠かせない人」と思われそうか
世の中には、孤独で生きることをあまり苦にしない人もいます。
しかし大半の人たちは、身近な誰かから好かれ、頼られ、許されてこそ、心豊かに生きられるものです。
逆に、身近にいる人から好かれず、頼られず、許されることもなく生きていると、人は簡単に歪んでゆきます。
婚活の最後の決め手は、結局のところ「その人から好かれ、頼られ、許されるか」かもしれません。
何も、いまの時点で相手がディープな気持ちを持っていなければダメ、ということではありません。
婚活というものには半ば事務的なところもあって、その枠内ではなかなかそこまで気持ちは深まらないものだからです。
でも、少なくとも相手がそう思いかけていること、その気持ちを深めていけると感じてくれていることは、何よりも大切なことです。
その気持ちは、あなたがパートナーと幸せに生きていくうえで、ご飯のようなものです。
それが供給されなくなれば、あなたは飢えて萎れることになりかねません。
あなたが決断するまえに、相手にはっきりと聞いてみましょう。
あなたは、私を好きになり、頼り、許すことができそうか、と。
もちろん、それは相手にとっても同様です。
いま、あなたがパートナーを深く好きでいる必要はないかもしれませんが、気持ちを深めていけそうかどうかは、自分に厳しく問いかけてみてはいかがでしょうか。
ポイント4 相手のステータスを重視しすぎてはいけない!
そんなキレイごとを言われても、と思われたかたも多いかもしれません。
「そうはいっても、なんだかんだいってお金があるのは大事」
「実家が裕福な人はいろんなことに余裕があるし将来も安心」
「相手の親の老後を看取るなんて人生真っ暗」
そういう意見を否定するわけではないのです。
でも、人生はとても長くて、私たちがパートナーと生きる年月は、かるく時代をまたいで続いてゆきます。
人生は本当に長く、少し先に何が起きるかなんて誰にもわかりません。
ですから、結婚時の相手のステータスは大切ではありますが、それだけを頼りにして選択をするのはとても危ないことです。
まとめ
最後に、もっとも大事なことですが、婚活で正式なお付き合いをはじめたあとも、「あ、まずい」と感じたら引き返すチャンスはいつでもあります。
籍を入れたわけではないので、ためらわず引き返しましょう。
いったん決めたんだから、とズルズル行くのが一番よくないパターンです。
うまくいかないなら、お別れするのも勇気です。
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